拒否という言葉

会議への参加を依頼した時、相手が「参加したくない」と明確に意思表示したら「拒否」ですが、明確な返事がなかった時にも「拒否された」という受け身での表現が許されている日本語の問題もあるのでしょうかね。医療現場では患者さんの意思を確認しない限り「拒否」という言葉は避けるべきですね。

http://ninchisho-online.com/archives/14268/

摂食障害センター

摂食障害センター設立構想の元は「専門に治療できる施設が少ない」でしょう。アルコールの久里浜医療センターのイメージがあると思います。「医師を教育する」、「啓発活動を行う」などの機関としては意義がありそうですが、「専門的な集中医療機関」としはどうなんでしょうか。本来、個々の病院が必要によっては適宜連携して診療すべき疾患ですし、専門家間でも治療法に差が大きいように思います。また個々の医師が責任を持たずに、安易に専門のセンターに治療を依頼するようなことにならないかなど、いろんなことを危惧しています。http://www.edcenterjp.org/

「行ってもイイ精神科、ダメな精神科」の感想

あちこちで議論されているので読んでみました。取材に保険診療を利用するのは不適切ですが、自費にすると担当医の姿勢が変わってくる可能性が大きく、情報としての価値は落ちると思います。その狭間で何か良い研究方法や取材方法がなかったのだろうか、今日のメディア報道全般がもつ葛藤かもしれないなどと考えました。
・23のクリニックに関する著者の記述から、私は著者の判断は「○8、×12、判定保留3」と予想したのですが、あとがきを読むと「○11、×12(どれが○かは記載なし)」でした。著者が良否の判定を迷っているように読めたクリニックが、結果的には○に判定されているようでした。
・著者は担当医の安心させるような態度や説明を重視していますが、この点は自分の臨床を再考する上でとても参考になりました。
・一方、初診の診療という点では、「睡眠時無呼吸症候群などの睡眠関連障害がきちんと鑑別されているか」、「心電図をとらないままレクサプロが処方されているのではないか(○判定のクリニックにあるように読めました)」などが気になりました。
・医師の面接技術の優劣も関係して、語られている症状に差があると思いますが、すべてのクリニックで何らかの薬剤が処方されているのはやや違和感がありました。うつ状態の重症度と抗うつ薬の有効性、スルピリドの副作用などを考えると、何度か面接し、リスクベネフィットをもっと検討した上で、薬物療法の必要性を検討してもいいようにも思います。
・初診時から多剤処方をした医師は多くはなかったようです。ただ日本の多剤大量処方問題は初診時よりも、再診以降、次々に薬剤を加えたり増量したりする問題の方が大きいような気がします。http://www.amazon.co.jp/行ってもイイ精神科、ダメな精神科-ひろ新子/dp/4862382029

医師のリクルート

私あてではありませんが、ある意味、時代の流れからみて当然の手紙。自分が関わっているのは、こういう時代の医師教育であり、地域連携であることを再確認。

2013医師のリクルート手紙
プロフィール

Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.

Author:Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.
北里大学医学部精神科
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