NHKの番組と薬剤の適性使用ガイド

NHKの番組が話題になっています。「睡眠薬(ベルソムラ)が糖尿病に効く?『ためしてガッテン』に騙されないで!」
http://kaji-raku.net/pharmacy/3345  
この機会に適正使用ガイドのP1(3ページ目)も見直して欲しいですね。https://www.msdconnect.jp/…/im…/properuse_guide_belsomra.pdf

薬物関連精神疾患の人が乱用した経験がある処方薬

・https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150317-OYTEW54845/?from=yhd
エチゾラム(デパスなど) 、フルニトラゼパム(ロヒプノール、サイレースなど) 、トリアゾラム(ハルシオンなど) 、ゾルピデム(マイスリーなど) 、バルビツレート含有剤(ベゲタミン)

・単なる私の印象ですが、上位に登場する薬剤 (https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150317-OYTEW54845/?from=yhd) の中ではマイスリーの評価が甘いというか、理解されてない気がします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/survey/201603/546001.html

・https://www.msdconnect.jp/static/mcijapan/images/properuse_guide_belsomra.pdf  「非ベンゾ」というあまり意味のない安心感は何とかしたいですね。ベルソムラでは適正使用ガイドの01ページの第一項にこんな記載があるのですが・・・。

ノートPCの広告と薬の添付文書

ノートPCのページを見ていたら、強調したい機能の特徴説明がまずたくさん出てきて、きちんとした仕様の記載にたどりつきにくい。広告パンフレットを強調して添付文書そのものを目立たせない製薬企業と同じ戦略なんだろうけど、これをやるとトラブルや事故が増えそうに思うのだが・・・。

フルニトラゼパム(サイレース、ロヒプノール)

「フルニトラゼパムに適正使用依頼、日本内科学会、錠剤色の変更に伴う厚労省通知示す」という記事ですが、「色が変わっても安心して使ってください」ではなくて「内科医は基本的に使う必要のない薬剤である」とした方がよいように思います。https://www.m3.com/clinical/news/340473?portalId=mailmag&mmp=EX150813&mc.l=116635036

「多剤併用を防ぐ精神療法的関わり」というシンポジウムのタイトル

第12回日本うつ病学会総会・第15回日本認知療法学会のシンポジウムに「多剤併用を防ぐ精神療法的関わり」というタイトルを見つけました。シンポ自体を聞けなかったので私の誤解が大きいと思いますが、このタイトルがどうもしっくりきません。適切な精神療法的関わりの有無に関係なく、不適切な多剤併用は防げるはずです。「多剤併用「と「精神療法的関わりの乏しさ」が強く関係するように聞こえるのが気がかりです。
プロフィール

Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.

Author:Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.
北里大学医学部精神科
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