自記式質問票の妥当性

「妥当性軽視、信頼性重視」の傾向が強まる中、最近気にしているのは、自記式質問票の妥当性検証に、面接をゴールドスタンダードにせず、その質問票内で検討できる方法で済ませている論文が増えていることです。「妥当性軽視、信頼性重視」、「面接軽視」、「研究者の評価に論文内容よりも論文数重視」など、複雑に絡まっているようです。

自記式の心理検査

2014年診療報酬改定で新たに加わった検査で、「操作が簡単なもの」というのは患者さんご自身に記入していただく(自記式)検査です。自記式検査で精神疾患の診断がつくことはありえず、あくまで医師の面接の補助でしかないのですが、時々このようなテストだけで診断して治療を始めているかのような医師がいるようです。現状の精神医療で、自記式心理検査をあまり保険診療で認めると、かえってきちんと面接する医師が減るのではないかと心配しています。


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Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.

Author:Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.
北里大学医学部精神科
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