大人の発達障害の診断

子どもの頃に診断されたことはなく、大人になってはじめて発達障害と診断される場合も、「最終的な診断確定には小児期の行動特徴の評価が重要」と読み取れるような記述をよくみかける。PARSを重視するのもその考え方によるのであろう。しかし子どもの頃の状態について、大人になってから、本人や親の記憶から得られる情報の確かさはかなり薄くなるし、すでに親が亡くなられている場合も少なくない。「現在の症状や行動特徴から診断し、小児期の行動特徴も補助的な情報として参考にする」という考え方がもっと広まってもいいのではないか。もちろん大人における発達障害の症状や行動特徴が、診断に用いうるレベルまでに整理して記述されるまでにまだ少し時間はかかるであろうが。
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Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.

Author:Miyaoka Hitoshi, MD., PhD.
北里大学医学部精神科
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